2016年9月30日金曜日

第26回秋田内陸リゾートカップ 100kmチャレンジマラソン

今週の日曜日というのか、9月25日(日)に秋田で100kmマラソン (ウルトラマラソン)に出た。完走はならず、90kmで足切り(12時間くらい)で終了した。しかしながら、90kmといえども、いつでも走れる距離ではないので、ありがたい経験とはなった。
次回のウルトラマラソン挑戦の為に、終わった後の体の変化について記録しておく。


・9/25(当  日)→収容バスでゴール地点まで運ばれたあと、着替えて駐車場へ。
                          駐車場のトイレで大量の黒い便を排出。びっくり。デトックスか。自宅へ到着し、
                          シャワー(温)を浴びた後、ひどい寒け。歯の根が合わず、ガチガチ、ブルブル。
                          体の恒常機能が失われたようだ。
・9/26(1日目)→酷い筋肉痛
・9/27(2日目)→酷い筋肉痛。左足首痛始まる
・9/28(3日目)→筋肉痛なし。左足首痛最高潮。心配になる。
・9/29(4日目)→両足首の腫れのみ。左足首痛は消滅。
・9/30(5日目)→足首の腫れのみ


一週間で目まぐるしく変わる症状。なんか面白い経験。人体の不思議を感じた。
来年リベンジ。

2016年9月24日土曜日

三浦隆敏 「真贋ものがたり」

三浦隆敏「真贋ものがたり」です。「真贋」興味あります。
小林秀雄や青山二郎の著作を読んでいると「真贋」の精神的な意味合いを理解できますが、本書は真贋の現実的な側面を見せてくれます。
まあ参考になったくらいの感覚で読み薦めるのが良いでしょう。
真贋はつまるところ、精神的・感覚的な領域であるということが逆説的に理解できました。


木村友祐 「海猫ツリーハウス





















木村友祐のデビュー作「海猫ツリーハウス」です。青森県八戸の物語。八戸出身の作者が八戸の物語を南部弁で描いた作です。震災前後に秀作(いまだ未読)を発表している作者との初対面です。

田舎の都市でくすぶっていたり、イラついていたり、あきらめていたりしている若者たちの物語。どうしようもない感情が南部弁により、強調される。誰でも通過してきただろう道であり、これから誰もが通過するであろう道でもある。

通過済みであろうがなかろうが、この感情はしっていたほうが良い。また知っている人は思いおこしたほうが良い。なぜなら活きる為に必要な感情だと思うから。

2016年9月17日土曜日

「アメリカの夜」を見る


秋田に来て6ヶ月。初めて秋田の映画館に行きました。秋田駅前フォーラス最上階にある名画座「シネマパレ」です。週末しか上映しない映画館。いい雰囲気。イスなんか座り心地悪くてもいいもんね。お客さんも自分を入れて4人しかいないほうがいいもんね。名画座らしい名画座。秋田に在ってくれてありがとう。

フランソワ・トリュフォーの作品。1973年の作品ですからもう四十年以上前の作品です。名画との評判高い作品です。やはり名画といわれる力を持った作品でした。なにしろ登場人物が全て愛おしい。すべての登場人物が愛おしく感じる映画はそうないんではないか。バックグランドも説明もあまりないのですが、映画の中の映画で生き生きと動き回っている。その生き生き具合が非常に素晴らしい。登場する女性は全て最高の人たちです。すべての人が魅力的。上手いな、トリュフォーといった感じです。

良い映画観させて頂きました。これからも通いますよ、「シネマパレ」


2016年9月10日土曜日

今日のBGM「UKロックで攻めてみました」



Ten New Messages     
THE RAKES「TEN NEW MESSAGES」(2007)













Learning to Let Go


TERRIS「LEARNING TO LET GO」(2001)




どちらも今は無き、仙台のHMVでのバーゲン品。所謂ジャケ買いでした






ギャビン・ライアル 「深夜プラス1」


ギャビン・ライアル「深夜プラス1」を読了。冒険小説の最高峰との呼び声も高い作品。自分も再読でしたが、一気読みです。なにせ、登場人物たちの個性が光っているところが良いです。みんな一癖ある人物ですが、読み進めていくうちにみんな好きになっていきます。読み進めていく時間と物語を愛する度合いが深まる好著です。
みんな完璧なヒーローじゃない。みんな弱さを内に秘めている。人間らしい冒険小説。その弱さを克服、弱さを曝け出す、弱さを隠す・・・人間の生き様ですね。


原題「midnight plus one」ラストで光る原題です」。