今敏監督「千年女優」を秋田フォーラスのシネマパレで観る。2002年の作品。
女優の現在と過去そして作品の中とめまぐるしく場面が変化するが、構成がしっかりしているので、ちゃんとついていける。ちゃんとついていけるのが不思議。矛盾もあるだろうが、気にならない。なぜならスピード感がすごくて、少しの矛盾を跳ね飛ばすくらいの力がある。
すごい作品でした。ラストの主人公のセリフも大人味でよろしい。
でもこの作品は映画館でみるべき。大画面と大音量で作品をしっかり受け止めることができます。そしてシネマパレはフィルムなのです。フィルムの質感もよかったです。
秋田フォーラスの改修に伴い、シネマパレは来年2月で閉館。秋田ではこの映画館でしか映画を観ていません。雰囲気といい、最高の劇場です。2月まで、いっぱいシネマパレで映画を見ようと決意を新たにしました。
0 件のコメント:
コメントを投稿