2017年7月29日土曜日

大川慎太郎 「不屈の棋士」、橋本崇載 「棋士の一分」

棋士の本を2冊読了。棋士のその「異能」ぶりに興味がある。将棋自体はそれほどでも。。。という人間です。

大川慎太郎 「不屈の棋士」は将棋観戦記者の棋士へのインタビュー集。AI時代に棋士は堂向かうべきかを問うた渾身の1冊。羽生、渡辺から若手棋士まで。質問の主題は全て同じ。だから棋士毎の考え方の違いも理解できる。人工知能への考え方の違いがこんなにくっきり違い、その違いにはグラデーションのようなレベルがある。一気読みです。




橋本崇載 「棋士の一分」は棋士自らが現代の将棋界からAIまで、彼の考え方で満ち溢れている本。三浦問題の張本人の一人と思っていた橋本だったが、本書では事実を語る。衝撃の告白もある。将棋界の未来を憂う棋士魂をひしひしと感じることができる書である。

2冊同時読みがオススメです。




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