有名コピーライターの骨董に没入する日常を描いたエッセー。これは面白い。自分の失敗を包み隠さず曝け出しているところなんか、作者の生き様を感じることができて素晴らしい。文書もわかりやすい。漢字で書くところを敢えて平仮名で書いているところもあるが、読みにくさは全く無い。骨董入門というか、骨董に興味のある人が手に取る書であるが、読み物としても大変面白く読むことができます。いいなーこういう気風の人。
本書のタイトルとなった白州正子との対談が白州正子 「おとこ友達との会話」(新潮文庫)で読むことができます。興味のある方は是非合わせてお読みください。
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