クイーンズライクの5枚目のアルバム「約束の地-プロミスト・ランド」です。1994年の作品。発売当初はその内省的な作風が心に響かず、20年以上寝かせてきたアルバムでしたが、昨日聞きなおしたところ、これがまた良かったのです。
前作「Empire」(1990年)がヒット曲もあり、耳障りの良いキャッチーな作品であり、また前々作「Operation: Mindcrime」(1988年)が専門誌も絶賛する名作メタルアルバムであったこともあり、当時の私の気分本作の内省的な作風に合わず、放置状態となっておりました。ところが年をとり、聴き直すと心にスット入ってくる楽曲たちでした。
時代の雰囲気もあるのでしょう。その頃のシーンではグランジやオルタナといった旋風が巻き起こっておりました。プログレッシブなメタルということだけで、時代から敬遠されていたのです。
今の時代彼らが当時目指したものが、自然に心に入ってきます。素晴らしい名曲達です。これからの愛聴版です。この作品から時代と時間が必要な作品があることを教えてもらいました。
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