展覧会自体が始まったばかりで、混雑が予想されたが、天気もぐずついていて、これは大丈夫だろうということで、いざ上野へ。
予想通り、入場は並ばずに入ることに成功。時間は1時間30分しかないので、余計な時間を使わずに入場できるのはありがたかった。
入場すると、一発目は運慶デビュー作がお出迎え。ここでテンションも一気に高まる。
その後は、奈良興福寺、康慶作の四天王立像に踏みつけられている邪鬼が可愛かったり、法相六祖坐像のリアリティが凄かったり、真如苑の大日如来坐像が思ったより小さかったり、金剛峯寺の八大童子に癒されたりしたにも関わらず、疲労困憊。でもやはり本展覧会のメインは興福寺の無著・世羅菩薩立像です。とくに無著菩薩のリアリティのある表情に眼がすいつけられてしましました。無著のその黒目勝ちのまなこに吸い寄せられました。やられました。見る事ができて良かった。
時期の関係で重源上人が見る事ができなかったのが残念だけど、高山寺の子犬の愛くるしさも良かった。
しかしこれだけ仏像を見ると、疲れた。お腹いっぱいです。
最後のデザートとして、法隆寺宝物館で沢山の金剛仏を見学して、終了としました。ここはちょっと敷地のハズレにあって、いつも空いています。でも個人的に大好きな博物館です。
無事予定の飛行機にも乗ることができました。良い展覧会でした。めでたしめでたし。
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