2017年6月25日日曜日

夏目漱石 「抗夫」




夏目漱石 「抗夫」を読了。村上春樹の「海辺のカフカ」に出てきたときから読みたいと思い、今回初めての読了。海辺のカフカにもありましたが、夏目作品で「評判のよくないものの一つ」です。でも面白く読み進めることができました。主人公の意識が作品上に埋め尽くされています。とめどなくでてくる主人公の自我。これはこれで19歳の青春の青さも感じることができて良い。後半の安さんもいい味がでている。これはこれでよかったですよ。次は「虞美人草」ですね。




0 件のコメント:

コメントを投稿