村上春樹 「レキシントンの幽霊」を読了。「蛍・納屋を焼く」を読んだ勢いで読了。「沈黙」が心に残る。「七番目の男」は怖い。3.11では同じ体験をした方が多くいたと思う。物語のラストが救済となっている。「めくらやなぎと、眠る女」は「蛍・納屋を焼く」からスリムになり、鋭角となったストーリーが良い。
村上春樹の中では、彼の世界が存在していて、彼の物語はその世界の中での出来事のような気がする。現実と想像の世界のちょうど交わっているところで、様々な物語られている日常が日常で存在しているようだ。
その世界を少しでも感じたいのが読者というものであろう。
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