RAYMOND CHANDLER 「THE BIG SLEEP」です。フィリップ・マーロー初登場の作品。これから歴史は始まりました。でもマーロウはまだまだ若い。二人の女性にふりまわされています。
「背が高いのね」と、彼女は言った。
「僕のせいじゃない」
ハードボイルドの世界観はこの最初に出てくるセリフに集約されている。このセリフこそ、現代まで続く、ハードボイルド小説源流である。良い物語。でも双葉訳はちと理解不能な箇所もある。村上訳もでているようなので、今度読んでみよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿