2017年2月11日土曜日

映画「沈黙 -サイレンス-」を観る




マーティン・スコセッシ監督、遠藤周作原作の「沈黙-サイレンス-」を秋田のルミエール秋田でみる。原作は読んでいたが、ここまで凄い映画だとは・・・良い意味で想像を裏切られた。是非オススメします。自分がロドリコ神父だったら、どのような行動をとるのか。人間の根源的な「正義」を問われる。信仰は命よりも大切なのか、自分の信念は他人の命を奪ってまでも貫き通すのか、不条理な世界で人はどう生きるのか、また否か。日本に布教しにくる宣教師たちは、「井上さま」が言う概念を覆せるのか。そもそもそれらは本当の真理なのか。

考えることが沢山ありすぎる。人間としてどう生きるのか。この映画を見て考えなければならない。自分はどう行動するのか。

良い作品でした。それにしてもスコセッシ、遠藤周作の原作まで読んでいるとは・・・素晴らしい創作精神です。

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