2016年8月28日日曜日

藤原正彦 「遥かなるケンブリッジ」



藤原正彦「遥かなるケンブリッジ」を読了。数学者である作者のケンブリッジ留学記。留学といっても先生として1年間の研究滞在。妻と3人の子供も同行。本書ではその留学記というよりは、イギリス人のものの考え方。アメリカ人や日本人とのものの考え方の違いを作者の実体験から考察している。イギリス人のものの考え方を知るには最良の書でしょう。本書を読んで考えさせられることしきりです。若い人ほど本書から受ける感動は沢山あるでしょう。グローバルな時代に本書が啓示してくれる様々なことは、これから持つ意味が大きくなります。
良い本と巡りあいました。阿川弘之の著作の紹介からの出会いでした。

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