一つ、分別あるものを悪人とみること
二つ、遠慮あるものを臆病とみること
三つ、軽躁なるものを勇豪とみること
と紹介していることでした。信玄はこの3つを「主将の陥りやすき三大失陥」としています。まさにこの3点はそのとおり。さすが風林火山の信玄です。こんな直球で攻められたら、読むしかありません。
本書は阿川弘之の戦争感やイギリス人の生き方を中心に人生の「叡智」を大人の見識として紹介しています。特にイギリス人の生き方考えかたには考えさせられる事柄がおおく、本書に紹介されている書についてもあたろうと考えています。
この年になって、なかなか考えさせられる本との出合いも少なくなった私には久しぶりに知的好奇心を掻き立ててくれる書でした。
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