2017年3月23日木曜日

赤坂真理 「愛と暴力の戦後とその後」


赤坂真理 「愛と暴力の戦後とその後」を読了。作家赤坂が彼女の著作「東京プリズン」制作過程で考えた、彼女の個人的戦後の物語。超個人的な戦後史のため、そこを受け入れられない読者も多いのかもしれない。個人的には不思議な読後感。個人的なんだけど、そこでも納得できる考えもある。面白く読めたことを白状しなければならない。
また本書に出てくる「敗北を抱きしめて」と彼女の著作「東京プリズン」は読まなくてはならないであろう。でないと、本書を正確に読み解くことは難しいかもしれない。

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