「バンド臨終図巻」を読了。1961年から2016年までに解散した古今東西のバンドの解散を集めた書。山田風太郎の書からとった書名です。(本文中にもあり)バンドの解散は様々な要素があると思う。本書のように数ページでは語りつくせない物語がある。ファンはそこを知りたい。でも本書の性格からはこのような読まれ方を想定していない。我々読者は広く浅く、それこそモーターヘッドからSMAPまでの解散原因の入り口を本書によって知ることが出来る。その先はそれぞれの読者に課された宿題のようなものだ。解いても、解かなくても良い宿題。そんな使い方の書です。
0 件のコメント:
コメントを投稿